都道府県魅力度ランキングと観光地の関係を調べてみた(Rakuten travel編)

スポンサーリンク
tech系(windows)
スポンサーリンク

はじめに

都道府県魅力度ランキングが10月に発表されていた。(結構前だね)

Rakuten travelの値をスクレイピングで収集しているのもあって、魅力度と観光地の関係性を調べたくなった。

この記事でわかること

都道府県の魅力度と観光地との関係性

都道府県の魅力度と観光地との関係性

魅力度と観光地の数

魅力度の値と観光地の数をプロットしたグラフは以下。

相関係数は0.71だったのでかなり高め。

やはり、観光地の数と魅力度は結構関係してそう。

ちなみにダントツ1位の観光地数は魅力度1位の北海道。

観光地数は1848件と、件数2位の1179件の静岡県と大きく差をつけている。(2位が静岡県というのも驚いた)

魅力度上位3つにはどんな観光地が多いのか

では、一体、魅力度上位3つの観光地には何が多いのだろうか。

ひとつづつ見ていく。

👩‍💻👨‍💻🧑‍💻

🍜北海道(1位)

北海道で多い観光地のジャンルベスト10は以下

温泉地:201
キャンプ場・野営場:191
道の駅:113
オートキャンプ場:105
その他名所:65
展望台:61
資料館・郷土館・展示館・文学館:58
SA・PA・ハイウェイオアシス:46
歴史的建造物:45
湖沼:40

温泉地が多い。

そういえば、僕が大好きな相席食堂のパンサー尾形氏の2020年3月放送回は北海道のニセコに訪れていた。

そこでは天然温泉で泥まみれになっていたことを思い出す。

相席食堂|過去の放送内容|朝日放送テレビ
2020年3月31日 放送の「相席食堂」 の過去の放送内容ページです。

北海道はおいしい食べ物(特に海鮮)のイメージが強いが、おいしい食べ物食べてからの温泉が本当は正解なのかもしれない。

⛩️京都府(2位)

京都府で多い観光地のジャンルベスト10は以下

寺院(観音・不動):217
神社(稲荷・権現):121
体験館・宿泊体験(研修)施設:54
歴史的建造物:38
美術館:36
温泉地:34
資料館・郷土館・展示館・文学館:34
碑・像・塚・石仏群:28
伝統的町並み:26
桜の名所:25

圧巻の歴史的観光地の羅列。

もう、歴史的な観光地を見ずに観光することは不可能だね。

🌺沖縄県(3位)

その他スポーツ体験:40
ダイビング:37
島:34
展望台:26
資料館・郷土館・展示館・文学館:24
体験館・宿泊体験(研修)施設:23
みやげもの屋:21
物産館・地場産センター:20
カヌー:19
海岸・浜:18

県の面積が狭い事もあってか、観光地の数は少なめ。

自然とのふれあいが中心。

特に海。

魅力度下位3つにはどんな観光地が多いのか

一方で魅力度下位3つにはどんな観光地が多いのか。(もしかしたら何が足りないのかを見た方がいいのかもしれないが。)

🧑‍💻👨‍💻👩‍💻

埼玉県(45位)

寺院(観音・不動):63
その他花の名所:32
観光農園・農場:30
資料館・郷土館・展示館・文学館:29
その他工場見学・実演:27
体験館・宿泊体験(研修)施設:25
オートキャンプ場:22
神社(稲荷・権現):20
SA・PA・ハイウェイオアシス:20
道の駅:19

特色があまりないように思える。

佐賀県(46位)

窯元:20
神社(稲荷・権現):19
寺院(観音・不動):18
キャンプ場・野営場:15
温泉地:15
資料館・郷土館・展示館・文学館:14
SA・PA・ハイウェイオアシス:13
農・畜産物直売所:8
道の駅:8
その他工場見学・実演:8

こちらも特色があまりない。

というよりそもそも観光地が少ない。

茨城県(47位)

寺院(観音・不動):33
資料館・郷土館・展示館・文学館:29
神社(稲荷・権現):23
SA・PA・ハイウェイオアシス:22
体験館・宿泊体験(研修)施設:22
観光農園・農場:19
オートキャンプ場:17
その他工場見学・実演:16
物産館・地場産センター:16
キャンプ場・野営場:16

敢えて特色を言うのであれば、歴史的な観光地が上位3つを占めているところだろうか。

だが、茨城県の歴史的なことってなにも思いつかない。(僕が無知なだけなのだろうか。。)

コードについて

さて、今回、分析するにあたって、観光地の住所はあったものの、都道府県の一覧(カラム)は無かった。

都道府県のカラムは欲しかったので住所から都道府県を抽出するプログラムを書いている。

●●県●●市●●X-XXだったら●●県だけを取り出す。

参考になるかもしれないのでここに載せておく。

import re
def get_prefecture(x):
    pre_list = ["都", "道", "府", "県"]
    pattern = re.compile(f'(.+?)({"|".join(re.escape(x) for x in pre_list)})')
    
    match = pattern.match(x)
    if match.group(0) == "京都":
        return match.group(0) + "府"
    else:
        return match.group(0)

df_sightseeing['prefecture_kanji'] = df_sightseeing['address'].apply(get_prefecture)

まとめ

今回は都道府県の魅力度ランキングと観光地の関係を調べてみた。

単純に観光地数は大きく魅力度に影響している。

さらに、その県の特色も観光地に表されている印象だ。

純粋に観光地数を増やせば都道府県の魅力度は上がるものと考えてよいと思う。


タイトルとURLをコピーしました