「asの取り扱い方について」 英語文法と向き合う日記 #42

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使い方

asはいろんな使い方があるので、まとめておきます。

まず大きく、以下の使い方のポイントに分けられると思っています。

  • 💡same time(whenとの使い分け)
  • 💡理由(because)
  • 💡比較(asとlikeの使い分け)
    • 前置詞の場合は役割の意味

それぞれ見ていきましょう。

具体例

💡same time

✅同時並行の意味合いを持ちます。

🎈例文1

I listened to music as I studied.

(勉強しながら音楽を聴いた)

✅過去に同時並行していた事にも使えますが、was/were doingという形もあります。

🎈例文2

The phone rang as I was leaving the house.

(家を出ようとした時に電話が鳴った)

✅「正にその時」に起きた同時並行な事についてはjustを付けて、just asという形になります。

🎈例文3

Just as he finished speaking, the lights went out.

(彼が話し終えたと同時に、電気が消えた)

なんかシュールなシチュエーションで面白い例文ですね。

✅長期間で同時に起きていることを表す場合にも使うことができます。

🎈例文4

As the years passed, they grew closer as friends.

(年月が経つにつれて、彼らは友達としてより親しくなった)

as とwhenの違いについて

same timeで同時並行の意味合いでasを使う時、「~している時」と訳すかと思います。

でもそれって「whenと同じじゃね?」と思いますよね。

と言うことで、例文を見てみるのがまず手っ取り早いので、whenとの区別を例文で見てみます。

まずはasの場合

🎈例文5

As she studied for the exam, she drank coffee.

(彼女が試験勉強をしている時、コーヒーを飲んでいた)

この時、勉強しながらコーヒーを飲んでいます。

つまり、勉強とコーヒーを飲むのが「同時並行で進んでいる」状態です。

一方でwhenは、

🎈例文6

When she finished studying, she drank some coffee.

(彼女が勉強を終えたときに、コーヒーを飲んだ)

この例文の場合、勉強が終わった「瞬間」にコーヒーを飲んでいます。

つまり、ある時点ことを指しています。

これがasとwhenの時の扱い方の違いです。

同時並行の線がas、ある時点の点がwhenです。

💡理由(because)

✅理由を述べるときもasは使えます。

🎈例文7

I didn’t call you as I thought you were busy.

(あなたが忙しいと思ったので、電話しませんでした)

asが文頭にくるパターンも載せておきます。

🎈例文8

As the store was closing soon, I hurried to finish my shopping.

(店がもうすぐ閉まるので、急いで買い物を済ませた)

このasはbecauseに置き換えてもOKです。ちなみにsinceに置き換えてもOKです。(多分日本の文法だと分詞構文の範囲ででてくるのかな)

💡比較(asとlikeの使い分け)

比較の意味のasは「~のように」という訳し方をされるパターンです。

Aと比較して同じようにという意味合いですね。

なので比較です。

🎈例文9

Use this tool as instructed.

(指示された通りにこの道具を使ってください)

この例文では「指示された方法を同じことをしてね」って意味ですね。

「~のように」って意味合いの単語にlikeってあると思いますが、ここも使い方の区別を抑えておきたいですね。

🎈例文10

Do it like I told you.

(私が言ったようにやってください。)

この例文では「指示された方法と似たやり方をしてね」って意味です。

つまり、完全に同じじゃなくても良いってことです。

前置詞asとlike

さて、今度は、前置詞としてのlikeとasの違いです。

前置詞なので、後に名詞が来ます。

上の例文4でも使われています。

この場合のasは役割を意味します。

例文を見てみましょう。

🎈例文11

He fights as a boxer.

(彼はボクサーとして戦う)

彼は実際にボクサーとなって戦っています。

つまり彼=ボクサー(ここでも「同じ」という意味合いになりますね)

彼はボクサーという役割になっています。

🎈例文12

He fights like a boxer.

(彼はボクサーのように戦う)

彼はボクサーではないが、戦い方が「ボクサーに似ている」ということですね。

まとめ

asはいろんな意味があるけど大きく分けて以下の3+1と思っておけばよいですね。

  • 💡same time(whenとの使い分け)
  • 💡理由(because)
  • 💡比較(asとlikeの使い分け)
    • 前置詞の場合は役割の意味

基本的に「同じ」という意味合いが含まれています。

理由の意味もあるけど。

キーワードは「同じ」ですね。

【参考】:English Grammar in Use


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