今回はI have been doingとI have doneについての比較をまとめます。
どちらもI haveと始まるこれらのフレーズ。
それぞれの使い時については前回の記事でまとめました。
が、あれ?この2つやっぱり似てんなぁ。紛らわしいなぁ。と思ったのでこれら2つの比較を今回まとめて使い分けられるようになりたいと思います。
この記事のゴール
I have been doingとI have doneの使い分けを理解する。
I have been doing と I have done の違い
前回の記事でも書いたように、
I have been doingは過去に始まった動作が直前に終了した場合とまだその動作が終了していない場合に使います。
一方で I have doneは過去にその動作が完了して、現在にも過去に行った動作による状態が関係している時に使います。
例文にして比較してみます。
■ I have been doing の例文:
He has been cleaning his bathroom.
■ I have done の例文:
He has cleaned his bathroom.
上記の例の場合、I have been doing の例文では彼はまだ風呂場の掃除を終えていません。
風呂場の掃除の途中です。
一方で、I have done の例文の場合は彼は風呂場の掃除を終えています。
ちなみに I am doingとI have been doingの違いについては前回の記事で触れました。
期間(how long)と回数(how much, how many, how many times)で使い分けできる
I have been doingは期間として使う、I have doneは回数として使うという使い分けができます。
例文の比較としては以下になります。
■ I have been doing の例文:
How long has he been seeing the movie?
■ I have done の例文:
How many of the movie has he seen?
この例文の場合、彼が映画を観てどれぐらい経ったかを聞いているのがI have been doing の例文、彼が今まで何回その映画を観たのかを聞いているのがI have doneの例文になります。
図にするとイメージしやすいです。
もちろんこれはhow longとhow manyだけでなく期間と回数という視点で使い分けできます。
■ I have been doing の例文:
He has been playing piano since 3 o’clock.
■ I have done の例文:
He has played piano 5 times this week.
I have been doingの形にできない(~ingにできない)動詞もあるので注意
英語の勉強と向き合う日記 #2 の記事で一度まとめましたが、~ingの形にできない動詞があります。
一応ここにも載せます。以下になります。
- like
- want
- need
- prefer
- know
- realise
- suppose
- mean
- understand
- believe
- remember
- belong
- fit
- contain
- consist
- seem
I have been doingの形では~ingを使うので上記の動詞、例えばknowであったら
I have known about my neighborhood for long time.
という形になり、
I have been knowing about my neighborhood for long time.
という形にはなりません。
しかしここで注意が必要なのはwantとmeanは~ingの形になるということです。
■例文:
I’ve been meaning to meet my friend.
まとめ
今回はI have been doing と I have doneの違いについてまとめました。
要は
「過去に始まった動作が直前に終了した場合とまだその動作が終了していない場合」と
「過去にその動作が完了して、現在にも過去に行った動作による状態が関係している時」
の違いですね。
文字にするとわかりにくいのでやはり例文を見ながら身に着けていくのが近道になると思います。
色々な例文を見ながら情景をイメージしていくのも楽しいと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【参考】:English Grammar in Use