はじめに
前回、theは「特定のモノ(相手も知っている、すでに出てきた)」と記載しました。
つまり、特定のモノでないとtheは使わなくなります。
今回はtheを使う時と使わない時がある単語に焦点を当ててまとめようと思います。
今回も参考にするのは「English Grammar in Use」です。
theを使う時と使わない時
結局のところtheを使うか使わないかは特定のもの指しているか指していないかが判断基準になります。
space
spaceについて、部屋や空きスペースなどの物理的で具体的な空間のことを示すときはTheを使用します。
- 例:
- The space under the bed is full of boxes.
宇宙などの広く抽象的な空間はtheを使いません。
- 例:
- I want to be an astronaut and travel to space.
cinema / radio
特定のcinemaを示していない場合でもcinemaにはtheを付けます。
radioも同様です。
これはtheが「特定のモノ(相手も知っている、すでに出てきた)」で使うという視点からだとイレギュラーですね。
TV(television)
テレビは家電・家具として具体的なテレビを指すときにtheを使います。
- 例:
- Turn off the television before you go to bed.
番組、テレビ業界など、抽象的な内容を指すときは 無冠詞で使います。
- 例:
- He works in television as a producer.
school
「教育活動としての一般的な意味での学校」という抽象的な内容だと、無冠詞になります。
- 例:
- My son goes to school from Monday to Friday.
一方で、物理的な校舎や特定の学校そのものを指すときは the をつける。
ここでは、学びに行く目的ではなく、場所としての学校に注目している。
- 例:
- I went to the school to attend a meeting.
これは他にもbankやhospitalでも同様のことが言えます。
children
特定の子どもではなく、世の中の子ども全体、子どもというカテゴリー自体という抽象的な枠組みでは無冠詞になります。
- 例:
- Reading is important for children.
「その子どもたち」=どの子たちかわかるときはtheを付けます。
例えば、
- 家族の子たち
- あるグループの子たち
- 話の中で特定されている子たち
などです。
- 例:
- I told the children to be quiet.
動物
特定の種全体を指すときtheを使用します。
- 例:
- The tiger is in danger of extinction.
楽器
楽器も動物と同様に、特定のジャンルの楽器を示すときはtheを使用します。
- 例:
- He started learning the violin when he was five.
形容詞
人のグループの特性について示す場合、形容詞にtheを付けて使用します。
例えば、
- 例:
- The old often need more medical care than the young.
は高齢者というグループに対して指しており、theを使用しています。
国
The + 国でその国の人々をさすことになります。
- 例:
- The French are known for their love of wine and cheese.
名前にtheを使う時と使わない時
場所には基本的にtheを使用しません。例えば、Canadaとか国名にはtheが使用されません。
しかし、Republic、Kingdom、Statesなどが入るとtheが付きます。(ややこしい😅)
例えば、the United Kingdomとかthe United Statesとかです。
- 例:
- While Canada has vast natural landscapes, the United Kingdom is known for its historic cities.
Mr/Mrs/Captain/Dockerに名前が付く場合もtheを使用しません。例えば、DockerとかはDocker Johnsonとかの前にtheは付くことはありません。
また、LakeやMount(mountain)の後ろに名前が付くパターンもtheは使いません。
例えば、Mount Everestとかです。
しかし、場所の名前でもでもtheが付く場合があります。(またまたややこしい😅)
それが、海、川、運河、砂漠です。
例えば、
- the Indian Ocean
- the Nile
- the Suez Canal
- the Sahara
のような感じ。
場所に関してだと、通り、道、公園などの名前もtheは付きませんし、重要な公共の場所、名前+場所の場合もtheは付きません。
-‘sや-sがついていて、名前が付いた店舗、レストラン、ホテルにもtheは付きません。
あと、たいていの組織や、新聞社にはtheは付きません。
- 通り、道、公園などの名前
- Union Street
- Hyde Park
- 重要な公共の場所
- Harvard University
- 名前+場所
- Victoria Station
- -‘sや-sがついていて、名前が付いた店舗、レストラン、ホテル
- McDonald’s
- Barclays (bank)
- 組織や、新聞社
- Sony
- IBM
- Yale University Press
みたいな感じ。
でも、これ以外の建物にはたいていtheがつきます。(ややこし!🤯)
the Sheraton Hotelとか、the Guggenheim Museumとかです。
ofと名前が付くときはtheをたいてい付けます。
the Bank of Englandとかです。
そして、最後に、名前や国名にはtheを付けないと書きましたが、複数形の場合はtheが付きます(もうやめてー😭)
- the Johnsons (= the Johnson family)
- the Philippines
のような感じ。
このフィリピン(the Philippines)は「数多くの島々からなる、個別のものの集合体としての国」という意味が込められます。
これは上記にも記載したthe United Statesにsがついて複数形になっている事にも繋がりますね。
最後に
いや、名前にtheを使う時と使わない時の考慮、めんどくさすぎw