英語の勉強と向き合う日記 #1ではPresent continuous (I am doing)と Past continuous (I was doing)の比較を行い少しだけ過去に触れました。
その後、時間軸でいうと現在と未来についての使い方についてまとめましたが、過去についてはほとんど触れませんでした。
今回は中学、高校などで言われるところの現在完了形、I have doneについてと、その派生形であるI have been doingについてまとめたいと思います。
また、同じ現在形(haveとam)を使うI am doingとの違いについて理解を深めたいと思います。
この記事のゴール
I have doneとI have been doingの使い方を習得する。
I have been doingとI am doingの違いを理解する。
I have done
I have doneは過去に起こったことが現在にも続いている場合に使います。
■例文:
I can’t find my phone. I have lost it.
上記の場合は過去にケータイ電話を無くして、そのまま現在にも無くした状態が続いているためI have lostという形になっています。
また、I have doneの形は何かが起こったことが新しい情報の時にも使います。
■例文:
(ニュースで) There has been an earthquake.
gone to と been to の違いとは
gone toもbeen toも「行った」という意味合いを持つものですが、
gone to は行ってしまって今この場にはいない状況で使います。
been toは行ったが今この場にいる状況で使います。
“今”になるまでの期間で行ったことについても I have doneを使う
■例文:
I have never been to America.
現在にいたるまでを表すフレーズ recently, in the last few days, so far, since dinnerなどを一緒に使ったりしますが、そのことを話している時に言っている内容が事が終わっていない場合はtoday, this evening, this yearなどを使います。
■例文:
He has drunk five cups of tea today.
上記の場合、まだ現在5杯目の紅茶を飲んでいる最中でまだ飲み終わっていない場合に使っています。
以下のような状況です。
I have doneのまとめの図
以上の例文をまとめると以下のような図のイメージになります。
I have been doing
行動が直前に終わる場合に使う
現時点の直前に終わったことで現在にもつながりがある場合に使います。
■例文:
My father is very tired. He has been jogging very hard.
上記の例の場合、父は今の今まできついジョギングをしていたという状況で、そのこともあって現在疲れている(tired)という状況です。
行動が現在も続いている場合も使える
そっちでもかーいと突っ込みたくなりますね。
まだ行動が続いている場合でも使えます。
なので
The ground is wet. It has been raining.
のように直前まで雨が降っていたという場合にも使えますし、
It has been raining for three hours.
のように現在まだ雨が降っているという場合にも使えます。
ここは文脈から判断していくしかなさそうですね。
I have been doing と I am doingの違い
これ、結構違いが微妙な気がするのですが、I have been doingは話の視点が過去から現在にかけてされているとI have been doingを使います。
I am doingは話の視点が現在のみの場合に使います。
イメージでは以下のような感じです。
■ I am doingの例文:
Please close the window. It’s raining.
■ I have been doingの例文:
The ground is wet. It has been raining.
まとめ
今回は所謂、現在完了形と呼ばれる I have doneの形をとるときってどんな時?ということに触れました。
I have been doingも含めて過去から現在への繋がりがある場合に使うという事です。
いろんなシチュエーションでこういう時はI have been doingなのかななどを考えながら例文を作って慣れていく事が必要だなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【参考】:English Grammar in Use