今回は「全て」の意味を示す表現であるall, every, wholeについて書いていきたいと思います。
結構、allの使い方のルールがあるのでめんどいところです。。
今後、例文をもっと集めてまとめた記事を書きたいところ(いや、きっと書きます。)
さて、「全て」の意味を使えるようになるようにやっていきましょう。
🤩この記事のゴール
「全て」の意味であるall, every, wholeについての使い方を習得する
allとevery~について
allはeverybody, everyoneの意味では使わない
allはeverybody, everyoneの意味では使いません。
つまり、
■ 例文:
Everybody ate lunch.
という表現は「All ate lunch.」という表現はしないということです。
ただし、「all of us」とか「all of you」とか「all of them」という表現はできます。
■ 例文:
All of us ate lunch.
はOKってことですね。
allはeverythingの意味としては使う事がある
allはeverybody, everyoneの意味では使わないのですが、everythingの意味では使う事があります。
例文で見てみましょう。
■ allの例文:
Dave will do all he can to work.
でも
■ everthingの例文:
Dave will do everything he can to work.
でもOK
この時の注意ポイントとしてはallは単体では使わないってことです。
「all I can」であったり、「all he need」のように複数単語の形になります。
ですので、「I think Dave has everything.」って時はeverythingしか使えません。なぜならallにすると「I think Dave has all.」ってことになるからです。
ここで、「all about」という表現はできます。単体ではないので。
■ 例文:
Dave knows all bout cars.
そのことだけの意味を取るときはallを使う
そのものだけの意味を取るときはallを使います。
この時everythingは使えません。
■ 例文:
All I’ve bought weekend is a book.
whole
wholeはcompleteとentireと同義です。
wholeの後は単数です。
■ 例文:
Mike has read the whole book.
マイクは本全部を完全に読んだってことですね。bookが単数であることにも注意して見てください。
wholeとallは形が違うので注意
wholeとallは形が違います。例文で見てみましょう👇
■ wholeの例文(上記の例文と一緒):
Mike has read the whole book.
■ allの例文
Mike has read all the book.
theの位置がwholeとallによって異なっているところに注意して見てください。
一般的にwholeは不可算のnounには使わない
一般的にwholeは不可算のnoun(名詞)には使いません。
例えば以下のようにmoneyは不可算なのでallを使います。
■ 例文:
Mike has spent all the money to buy a new car.
😎まとめ
はい、今回は「全て」の意味を持つall, every, wholeについて書いてみました。
「全て」の意味だけ取っても深いですね。深い。
使い方に微妙な違いやニュアンスの微妙な違いを理解して使い分けていけるようになりたいものですね。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
【参考】:English Grammar in Use
English Grammar in Use Book with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English