「似た表現の使い分け so・such / quite・pretty・rather・fairly」英語文法と向き合う日記 #39

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久しぶりに文法の記事を更新します。

文法にめちゃくちゃ詳しくなる必要はありませんが、文法は無視できないものです。

今回の記事は似た表現の使い分けということで、「soとsuch」と「enoughとtoo」に着目します。

soとsuch

①形の違い

so と suchはまず、soの後には形容詞か副詞がくる という事に対してsuchの後には名詞がくるって言うのが違います。

例えば、soは「so serious」のように形容詞が続いているのに対してsuchは「such a story」のように名詞がきます。

②意味を強めるときの使い方

soとsuchには意味を強める使い方もあります。

例えば、

It’s a sunny day. It’s so hot.

とか、

Mike had such a good time.

です。

意味としては「とても~で…だ」という使い方になります。

この時、so ~ that … という使い方とsuch ~ that …という使い方ができます。

「形の違い」のところでも書きましたが、ここでもsoの後には形容詞か副詞がきますし、suchの後には名詞が来ているのが確認できます。

■ so ~ that … の例文

This omelet was so delicious that I couldn’t stop eating.

■ such ~ that …の例文

It was such a delicious omelet that I couldn’t stop eating.

のような感じです。

③「のような(like this)」の意味になる

so と suchは「のような(like this)」の意味になります。

這須
這須

個人的にはこの表現のイメージが強いな!

■soの例文:

I’m tired. I don’t usually work so late.

この時の「so late」はこれほど遅くまでって意味で使っています。

「このような遅い時間まで仕事は普段しない」ってことです。

suchの場合は以下のような例文です。

■suchの例文:

You gave such a great presentation. It’s rare to have such talent.

この例文の場合、一つ目のsuchは「②意味を強めるときの使い方」で書いた、強調をしていて、

二つ目のsuchで「~のような」の意味になっています。

「素晴らしいプレゼンだった。このような才能は珍しいよ」

って意味です。

ここでもsoの後は形容詞、suchの後には名詞が来ていることが確認できます。

quiteとprettyとratherとfairly

次にquiteとprettyとratherとfairlyです。

quiteとprettyとratherとfairlyはどれも「とても・かなり」という意味を持っています。

ここではこの4単語の違いを見ていきます。

まず、quiteとprettyから。この2つは似た意味ですが、prettyはくだけた表現で、quiteは使い方に癖があります。それについて以下で比較します。

  • quite
    • 以下の表現の形をする(prettyはこの形の表現をしない)
      • quite a/an 名詞
      • quite a lot (of…)
      • quite + verb(特にlikeとかenjoy)
    • 「完全に」の意味になる
      • 例:The car was quite destroyed in the accident. (その車は事故で完全に壊れていた。)
  • pretty
    • くだけた表現
  • rather
    • しばしばネガティブのアイディアに使う
      • 例:The job may seem simple, but it’s actually quite complex and rather challenging. (その仕事は単純なように見えますが、実際にはかなり複雑であり、むしろ挑戦的です。)
    • ポジティブの考えでも使えるが、その時は「たまに」とか「驚くべき」とか「普通ではない」という意味になる
      • 例:I expect the food to be average, but it was rather good. (食事は普通だろうと期待していましたが、実際はかなり良かったです。)

【参考】:English Grammar in Use


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