ジョギング初心者がフルマラソン完走を本気で考える話 #5 「結局、ランナーズハイになったら勝ちじゃない?って思った話」

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ランナーズハイになったら勝ちじゃないですか?

だって、走っている時に苦しくなるから、途中で走るのを止めて歩いてしまう訳だけど、走ることが気持ちよくなれば無限に走れるんじゃない?って思う訳ですよ。

で、ちょっとだけまとめてみました。

今回参考にした本は以下です。

「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」

「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」

ランナーズハイとは

ランナーズハイとは、継続的な運動によって引き起こされる一時的な多幸感であり、喜び、深い満足感、高揚感、ウェルビーイングといったポジティブ感情を経験する感情的状態のことです。(wikipediaより)

ランナーズハイは体内で作られるマリファナ様物質に由来するものだと研究で明らかにされているようです。

1990年代に人の体内でマリファナ様物質が作られることがわかりました。

それから、このマリファナ様物質の濃度が上昇するかが研究されていき、「強度の高いランニング(つまり、速く走る)とウォーキングではマリファナ様物質の濃度は上昇せず、スロージョギングのような軽いランニングでのみ著しく上昇すること」がわかりました。

ランナーズハイは以下のように表現されます。

「薬物でハイになった人やトランス状態を経験した人が言うような状態に似ている。例えば、周りが歪んで見えたり、いろんな考えが無秩序に浮かんだり、周囲のものが目に入らなくなったり、自分のことがすっかりわかったような気になったりする」

(となると、僕はまだランナーズハイを経験していないです)

ランニングシューズで有名なONのサイトに以下のように書いてありました。

 ランナーズハイに到達する直前、筋肉の筋繊維1つ1つが感じられ、脈が速くなり、血液がフルスピードで循環します。そこでやめずにさらに走り続けると、それは突然起こります。まず、それまで感じていた疲労感が消えます。エネルギーの波が押し寄せ、踏み出すたびにその波が大きくなります。また、痛みが高揚感に変わり、足が地面から浮いているような感覚に陥ります。森の湿った地面の上を走っていても、灰色のアスファルトの上を走っていても、ランナーズハイの間はまるで自分がスーパーヒーローになったかのような気分になります。

https://www.on.com/ja-jp/stories/runners-high-explained-what-it-is-and-how-to-reach-it

しかし、ランナーズハイは、予測のつきにくい現象で、マラソンランナーですら、走るたびにランナーズハイになる訳ではないらしいです。

エンドカンナビノイド

運動とマリファナに共通することとして、エンドカンナビノイドという受容体を活性化させることです。

運動するとエンドカンナビノイド(正確にはアナンダミドと2アラキドノイルグリセロールという名前のエンドカンナビノイド)が身体と脳で作られます。

このエンドカンナビノイドは血流で全身に送られ、脊髄の受容体を活性化させることで、苦痛のシグナルを脳にたどり着ないようにします。

エンドカンナビノイドという受容体を強く活性化させることで、マリファナと同じような陶酔感を生み出せます。

エンドカンナビノイドの一つであるアナンダミドはかなり激しい運動をしたあとで感じるリラックスと満足感の一つだということが分かっています。

エンドルフィンはまだランナーズハイに関係するかの結論は出ていないようですが、エンドルフィンやエンドカンナビノイドなどの要素が重なって起きるものなのでしょう

そして、ゆっくりのペースで走る方がランナーズハイの要因となる物質が多く分泌されることもわかってきているようです。

また、onのページには以下のように記載がありました。

5㎞、10㎞、さらには15㎞以上走ってもよいでしょう。筋肉や骨に負担がかかるまで、自分を追い込んでください。この時点で諦めたくなるかもしれませんが、まだ我慢してください(※)。負担を感じるようになったまさにその時、リズムをそのまま維持していくと、ランナーズハイへの階段を上れます。

もう少し踏ん張ってください。すると突然、重かった足が重力から解放されます。走りの1歩1歩がまるで浮いているかのような感覚になります。文字通り高みへ上ったかのような感覚です。ランナーズハイの世界へようこそ。大変な苦労の末に訪れるあの感覚を一度でも経験すると、あなたの認識は変わります。この感覚を何度も追い求めたくなるのです。

https://www.on.com/ja-jp/stories/runners-high-explained-what-it-is-and-how-to-reach-it

ほんまかいな…。

これ、無視して体を故障することになりかねないのでは??

いつでも引き起こされるわけではないので、無理だけは禁物です!

ここまでだと思うところまで走るのが良くて、それを継続していき、少しずつ距離を伸ばしていくのが大切だと思います。

そして、体ができてきたら、ランナーズハイに挑戦してみるのが良いかと思っています。

nikeのページには以下のように記載がありました。

ランナーズハイを体験できる保証はないし、それでよいということだ。 科学者は、ランナーズハイを体験する人としない人がいるのはなぜか、依然としてわからずにいる。 

https://www.nike.com/jp/a/runners-high-benefits

結論

ランナーズハイになれるという確実な方法はないが、ランニングそのものは健康によいメリットがいくつもあるので、走り続けると良い

ですね。

その他(近況)

一応、14kmぐらいをキロ6分30秒で走ることはできました。

嬉しかったです。

もっと距離を伸ばしたいと思います。

ただ、14km走ってもランナーズハイになった感覚はありませんでした。


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