「食べても太らず、免疫力がつく食事」を読んで食生活を考え直す機会にする #読書記録(65)

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生活の質を改善
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食べても太らないことなんてあるのかと思い、「食べても太らず、免疫力がつく食事」を読んでみました。

目次を見てみると興味深い項目がいくつもありました。

気になった目次項目を以下に列挙します。

  • 「医師の常識を覆すケトジェニックダイエットで、3000kcal/日で5kg減」
  • 「カロリーを減らしても痩せない」
  • 「運動しても痩せない」
  • 「20代で肥満なら、すでに認知症が始まっているかも」
  • 「健康のパラダイムを変える」
  • 「痩せることがゴールではない」
  • 「『あなたの体はあなたの食べたものでできている』の本当の意味」
  • 「腸内細菌の組成を変えるもの」
  • 「脂肪を溜めるホルモン」
  • 「最強の免疫アップ物質」

気になるタイトルばかりですね。👀

気になるポイント

「医師の常識を覆すケトジェニックダイエットで、3000kcal/日で5kg減」

ケトジェニックダイエットとは、

  • 炭水化物 20%
  • タンパク質 30%
  • 脂質 50%

とする食事法で、脂質を多くとり、糖質をカットします。

例えばステーキとオリーブオイルたっぷりのサラダを食べるとカロリーは3000kcalを超えたとしても体重が減ったと書いてありました。

「カロリーを減らしても痩せない」、「運動しても痩せない」

ここでは食事を減らすだけではそんな痩せないよって言ってます。

そして、運動だけしてても痩せないよって言ってます。

「体脂肪増加量 = (摂取したカロリー) – (消費したカロリー)」

という式は正しく、

たしかに、例えば、1日500kcalを一週間我慢すると3500kcalで約380g程度の脂肪が減ります。

しかし、消費カロリーは

  • 基礎代謝率
  • 運動による消費

が含まれます。

カロリーを減らすだけだと、基礎代謝率が下がってしまい、結果的に痩せにくい体になります。

つまり、リバウンドしやすいってことですね。

一方で、運動すると、代償効果により、カロリーを採りがちな傾向になるので、注意が必要です。

「20代で肥満なら、すでに認知症が始まっているかも」

肥満の人はアルツハイマー病の発症の危険が高いことを報告する研究があります。

(参考: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6205180/

アルツハイマー病の病気の進行は診断される34年前からすでに始まっている可能性があるという研究もあります。

(参考: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1053811915007065

60歳で発症する人は20代で認知症が始まっているかもしれません。

「健康のパラダイムを変える」

僕の好きな言葉です、「パラダイムシフト」

健康のパラダイムはどのように変えればいいのでしょうか。

それは、食事、運動、ストレスマネジメントの3つを見直すことです。

それだけです。

「痩せることがゴールではない」

ここでは痩せるとにかく痩せれば健康になる訳ではないということを言っています。

何が言いたいかというと、食べるものも大事だよということです。

生活スタイルの改善ですね。(上記のパラダイムシフトと近しい内容に思えます)

短期的に体重を減らすと、体はダメージを受けるだけで、健康になっているわけではないので、生活スタイルが戻ればまた太ります。

ですので、痩せることがゴールではないです。

「『あなたの体はあなたの食べたものでできている』の本当の意味」

本当の意味は「腸内細菌の働きによって体ができている」です。

腸内細菌はさまざまな役割をこなします。

例えば、

  • 食事からの栄養成分の抽出と吸収を補助する
  • 病原菌などから体を防御するための免疫機能の一部となる
  • 腸の上皮細胞を保護する

などです。

「腸内細菌の組成を変えるもの」

上記の通り、腸は体にとってとても大事な働きをします。

そんな腸内ですが、年を追うごとに、善玉菌の割合が減少していくので、腸内細菌へのダメージを避けることに気を付けていく必要があります。

特に、口から入る抗生物質には要注意です。

腸内細菌は抗生物質によって、修復不能なダメージを受けることもあるようです。

「脂肪を溜めるホルモン」

このホルモンはインスリンのことで、膵臓から分泌されます。

糖分が吸収されると膵臓から分泌され、血糖値を抑えようとします。

糖分は勿論砂糖になるのですが、米やパンも血糖値を上昇させます。

で、この血糖値を上げる指数がGI値と呼ばれるんですが、このGI値、白米や白いパンの方が砂糖より大きい値になります。

「最強の免疫アップ物質」

これは「メラトニン」だとこの本では述べられています。

脳内の松果体という場所で作られます。

メラトニンはウイルス、最近、寄生虫に対して免疫機能を発揮すると報告されております。

メラトニンは生理的な物質で21時ごろから分泌が増加し、深夜に最大になります。

メラトニンの分泌を刺激するのは暗闇です。

スマートフォンやパソコン画面からのブルーライトはメラトニンの分泌をとても抑制してしまいます。

注意が必要ですね。

最後に

今回は「食べても太らず、免疫力がつく食事」を読んで太らない方法を整理しました。

食事、運動、ストレスマネジメントを整えて、生涯肥満とはおさらばして、健康的な体にしたいですね。

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