とある話と出逢った本
こんな話を聞いた。
「ホノルルマラソンでサブスリーもしくはサブ3.5ぐらいだとゴール付近で最高の景色が見える」と。
最高の景色とはゴールテープ、海からの日の出、ダイヤモンドヘッドの3つが一度に見えるような景色なんだとか。
それは、人生観も変わるとも言われた。
見たいと思った。
ちょうどそんな頃に出逢った本が「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング」である。
この本はスポーツ科学の観点からフルマラソンを走れるようなメソッドが書かれている。
今回は初回のジョギングとして、この本に書かれていたことを試しに実践しながら走ってみようと思う。
フルマラソンを完走できるための知恵(input)
フルマラソンを完走するためにこの本では「スロージョギング」というものを勧めている。
スロージョギングとは
- 「ニコニコペース」でゆっくりと走ること
- 歩幅を狭くして、フォアフットで着地すること
を満たした走り方。
詳しく見ていく。
「ニコニコペース」
「ニコニコペース」とは、ジョギングのペースが主観的に「ラクである」と感じるペースだ。
よくランニングやジョギングは最初にハイペースになると後でばてるというのは聞くので、当たり前のことを言っているようにも思えた。
この「ニコニコペース」で走ると、楽にフルマラソンを完走できるようになるらしい。
その秘密は乳酸が溜まりやすくなりにくいから。
乳酸が溜まると、グリコーゲンが消耗される。
このグリコーゲンは体の中のガソリンに相当し、そのガソリンが減るからばててしまう。
ちなみに心拍数から「ニコニコペース」を求めることができる。
主観的なキツさがラクであると思う速さで3 ~ 4分走り、その時の1分間の心拍数が
「138 – 年齢 ÷ 2」
の値に近づくようにする。(きつい場合は「128 – 年齢 ÷ 2」を目指し、余裕がある場合は「148 – 年齢 ÷ 2」を目指す)
歩幅を狭くして、フォアフットで着地
フォアフットはかかとではなく、足指の付け根で着地するように走ること。
ここで注意点はつま先ではなく足指の付け根で着地すること。
さらに顎を上げ気味で走ると良いらしい。
フォアフットで走るコツは
- 頭のてっぺんから足の指の付け根までを1本の棒のように意識する(これが軸になる)
- この軸を保ったまま体を前方に傾け、倒れないように脚を出す。
- これを繰り替える。
- 軸を斜めに保ち、片足ジャンプを繰り返すというイメージ
- 着地したら地面をけるのではなく、すぐに斜めジャンプをする
走る(output)
僕は3年ぐらい前はランニングを週一ぐらいでやっていたが、今ではめっきりしなくなった。
走っている途中に心拍数を測りたかったので、スマートウォッチ(Appleウォッチではない)を購入した。
Amazonのセールで購入したので、2,590円。
上記で記載した「ニコニコペース」を心拍数から求めて走ることを意識した。
実際は心拍数を自分で調整するのはめちゃくちゃ難しかった。
楽なペースを意識すると心拍数は近づいていったがそれでも合わせるのが難しかった。
2.5kmほど走った。
時間は1時間ほどかかってしまった。
楽なペースで走ると、2.5kmが1時間。
このままだと、42.195kmは16時間以上かかることになる。
ただ、確かに、ばてることは無かった。
今回のジョギングの改善点は
- フォアフットがまだ上手くできていないこと
- 平行な2本のレールの上を走るように意識していなかった(これは本に書いてあった方法)
- 乳酸閾値(乳酸が蓄積し始める値)がまだ低い
というのが挙げられるので、次のジョギングはここら辺を意識 + 改善していきたい。
今回はここまで。ではまた。👋👋👋