はじめに、
久々に投資に関する記事を書きたいと思います。
思えば、僕は投資が好きですが、同時に無知であるのでなかなか情報や知識が錯綜してしまい記事になかなかまとめられない状況が続いていました。
といっても投資についての記事なんて書いていませんかね。一応、財務分析の記事として決算を読み解こうとした記事は幾つか書いてます。
さて、今回は投資初心者、財務知識初心者の僕が投資について考えます。
投資って未来を予想する事です。未来で株価が上がると思える株を見つけては金額をベットする。だから「投資ってギャンブルじゃね」っていう人が多くいるっていうのも納得がいきます。
僕はギャンブルが嫌いです。なのでギャンブル嫌いの僕が投資は何故好きなのかを書きつつ投資のギャンブル性について書きます。
今回は以下の2冊の本を参考に投資はギャンブルなのかを考えていこうかと思います。
「知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ」
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」
そして、今回、サポート(?)してくれるのは僕の新オリジナルキャラ、茶髪のポジティブ侍、勝宗くんです。「かつむね」って読みます。
よろしくでござる。
日本のギャンブルは虚無(0)以下、悪質な金搾取ゲーム
まずギャンブルについて考えます。
結論から言うと日本のギャンブルはゲームにすらならなっていない茶番です。
ギャンブルは短期で見ると稼げる可能性がありますが、長期的に見るとお金が減るようにできています。これはギャンブルには胴元がいて、掛け金の幾らかを抜いていくからです。この胴元の取り分を「テラ銭」と言います。これが結構法外な額とっていきます。
宝くじは胴元(宝くじ協会)の取り分は52%です。つまり宝くじを買う側の取り分は48%です。
同様に競馬では胴元(競馬主催者)の取り分が25%、参加者側の取り分は75%です。
そしてパチンコは胴元(パチンコ店)の取り分が20%、参加者側の取り分が80%です。
なんだこれ、宝くじとりすぎでござる。こんなのドリー●ジャンボとか本当に夢を売ってるだけでござるよ。
そうですよね。。。これって宝くじ勝った瞬間に国に半分持ってかれるという事で、こんな割に合わないギャンブルは世界的にも例がないそうです。
ギャンブルをゲームと考えたとしたら、全然面白くないゲームでござるな。
競馬やパチンコも胴元の取り分が20%を超えているという悪質極まりない茶番です。これは一攫千金を夢見れるゲームでもなんでもないです。悪質な茶番です。茶番。
公営宝くじがなんて呼ばれてるかしっていますか?「国家が愚か者に課した税金」ですよ。宝くじを買うことは敗者への切符を買った愚者になってしまうという残酷な真実です。これを知らずに多くの人が知らぬ間に愚者になっていき、強欲な奴らの懐を潤しているわけです。
更にギャンブルをするうえで気を付けないといけないのは中毒性があることです。続けることは最終的に負けるのでできるだけ早く切り上げることが大切です。何よりも人にとって大事なのはお金より「時間」です。こんな不毛なゲーム(茶番)に長時間を費やすだけ無駄というものです。
結論ゲームですらないものに楽しさなんか見いだせないわけです。
欲で視野が狭くなりギャンブルの確率は気にならなくなってしまう
上記でギャンブルは短期で見ると稼げる可能性がありますと記載しましたが、これは決して0%ではないということを書いているだけでその確率は非常に低いです。
例えば宝くじは1等が250万分の1にも関わらず3億円の字面に欲という期待感情が膨らみ魅力的な商品に映ってしまいます。
これは生命保険に関してもいう事ができます。日本人はとても慎重な人種で生命保険に入らないという感情が芽生えやすいですが、生命保険自体は死んだらお金が入るので「死んだら勝ち」という最早ギャグとしか思えないシステムです。さらにはこれも保険会社という胴元がいるので同時に悪質なギャンブルであるともいえます。
価値の本質をしっかりと見極めなければならないでござるな。生命保険に関してはリスク許容度をしっかり考えて入るか決めるべきでござるな。
株というギャンブル、否、株というゲーム、否、株という神ゲー
ラスベガスのギャンブルがゲームとして言われるのはゲームになっているからです。バカラというゲームは手数料のコストが0.5%です。日本の宝くじは約50%なので圧倒的に低いことが分かりますし、同時に日本の宝くじがどれだけくだらない商品(ゲーム)かがわかります。
そして同時に株も手数料が低いです。ネット証券では0.5%ほどです。
確かに株はわからない未来にベットするのでギャンブルという事はできます。しかし同時に株はこの世で最も勝てる可能性を秘めたギャンブルです。そしてその勝率は知識で確実に上げることができます。正確には負ける確率を下げることができるといった方が正しいかもしれません。
つまり、ここに僕がギャンブルは嫌いにも関わらず投資をやる理由があります。
投資はゲームとして成り立っており、そしてただ宝くじのようにただ買っては外れというゲーム性も皆無、手数料で負け確のクソゲーとは違うという事です。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」にはこう書かれています。
「証券投資は実に面白いということだ。巨大な投資業界を相手に自らの知性をもって挑戦し、自分の資産が増加するという報酬を得ることは、実に楽しいではないか。」
そうです。しっかり自分の金融ノウハウレベルを上げ、そしてその分だけ戦っていける。マーケットの値動きは完全なランダムであるにも関わらずです。そして同時に投資家はお金と自分の欲と向き合うことができます。この巨大な殺伐としたマーケットの中で掘り出し銘柄という原石を見つけ、その会社を応援する。その背景には多くのドラマも生まれます。とてもドラマチックなこのマーケットで取引するこのゲームは神ゲーというわけです。