はじめに
おうちk8sにアプリを乗せました。
載せる際の記事は以下。
今回は乗せたアプリについて紹介します。
まだインターネット公開はしていません。
Listen to the Whispers of the Refrigerator ~冷蔵庫の声に耳を傾けてみよう~
各機能
このサービスのテーマは「冷蔵庫(食材)の余り物を有効に消費する」こと。
そのために用意した機能は以下の2つ
- 「レシピを見つけて消費する」機能
- 「掛け合わせから消費を考える」機能
「レシピを見つけて消費する」機能
この機能では使い切りたい食材と、その使い切りたい度合いを設定すると、その食材が多く消費できるレシピを上位にしてレシピのリンク一覧を表示します。
手順としては以下です。

- ①:消費したい食材を入力します
- ②:消費したい度合いを設定します
- ③:「レシピを見つける」ボタンを押す
- ④:レシピが一覧で出てくるので、気になるレシピをクリックすると、材料などが見れる
- ⑤:「詳細を見る」ボタンでさらに詳細の情報が見れるようになる
- 詳細の情報としては以下
- カロリー情報(単位はkcal)
- 炭水化物(単位はg)
- タンパク質(単位はg)
- 脂質(単位はg)
- 炭水化物、タンパク質、脂質のレーダーチャート
- ※各値は分かる範囲で求められています
- 詳細の情報としては以下
「掛け合わせから消費を考える」機能
この機能では、調味料を使い切ろうという目的で、調味料を選択すると、その調味料を使用するたれやソースをネットワーク図として表示します。
ちなみにソース、たれの分量は以下の本を参考にしたデータになっています。

- ①:調味料を選択します(複数選べます)
- ②:選択した調味料のネットワーク図が表示されます
- ③:ソースのレシピが表示されます。その分量を混ぜればよいです。
データ
webサービスで使用するデータは以下の2つ。
- recipe data
- 料理のレシピのデータ
- 以下の「レシピサイトNadia」というサイトからデータは取得
- food data
- 食材のデータ
- 以下の「カロリーSlism – 栄養成分/カロリー計算」というサイトからデータを取得
recipe dataとfood dataは以下の図のようにレシピの食材を基に結合したデータ(merged data)を作成し、さらに、食材のデータでfood data内にないものが多いレシピに関しては省くようにしました(filtered data)

merged dataの時は10,000件を超えていましたが、food data内にないものが多いレシピに関しては省いてfiltered dataにすると3,000件ほどになりました。
ツール
フロントエンドはvue.js
バックエンドはdjango
DBはmysql
を使用しています。
最後に
食材が使い切れず消費されるのはもったいないという思いでこのサービスを開発しています。
SDGsに少しでも貢献出来たら幸いです。