「やみつき掃除術」を読んで掃除の心技体の”技”を学ぶ #読書の記録(72)

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読書

はじめに

僕は掃除が苦手です。

だから、掃除の方法がわかりません。

とりあえず、掃除機をかけて、

とりあえず、床を拭きます。

でも、ほこりがあるエリアを見つけて、また掃除機のコンセントをさして、掃除機をかける。

これに疲れて次第に掃除をしなくなります。

台所のこびりついた油も、お風呂もいつの間にか赤カビが、、、。

やっぱり、掃除が苦手だと自覚します。

ということで、今回は、「やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる!」を読んで、掃除のやり方を学びます。

落としにくい三大汚れ

まず、特に落としにくい三大汚れとは、

  • ①アブラ汚れ
  • ②水あか汚れ
  • ③カビ汚れ

です。

アブラ汚れは、調理用や食品の油、人間の体から出てくる皮脂などが原因の汚れです。

なんと家の中の汚れの9割がこのアブラ汚れだそうです。

水あか汚れは水道水のミネラル成分が固まったものです。

水回りの白い汚れや便器の黄ばみや尿石になります。

カビ汚れは浴室の黒カビやヌメリなどです。

掃除は化学

さて、これらの汚れにどうやって対応していけばいいでしょうか。

それは掃除は化学と捉えることです。

それは、汚れはアルカリ性と酸性と中性に分けられるからです。

アプラ汚れは酸性、水あか汚れはアルカリ性、カビ汚れは中性です。

酸性にはアルカリ性の洗剤が効きます。(中和させます)

アルカリ性には酸性の洗剤が効きます。(中和させます)

カビ汚れは中性ですが、洗剤で中和するのではなく、塩素系洗剤で除菌漂白をします。

それぞれ見ていきます。

それぞれの汚れの対処法

アブラ汚れ

アブラ汚れは時間が経つとこびりついてとるのが大変になります。

コンロの汚れなどがその代表格ではないでしょうか。

そんなこびりついた汚れにはアルカリ洗剤をアルコールを少し足してパワーアップさせます。

手順としては

  • アルカリ性洗剤にアルコールを少し混ぜる
  • これをハケなどでアブラ汚れに塗って30分待つ
  • ブラシでこすって落ちなければ再度塗って放置
  • また、ブラシでこする。

これは、市販の洗剤がアブラ汚れの塊の表面から汚れを除去していくのに対して、消毒用アルコールを少し混ぜることで、アブラの塊に浸透し、汚れを土台から崩して除去してくれるためです。

アルカリ性の洗剤はキッチンマジックリンなどがいいでしょう。

その他にもファンの掃除などにもキッチンマジックリンが活躍します。

他の場所の掃除方法については本書にも記載されています。

水あか汚れ

洗い物をするシンクに白い曇りや白い筋があったりしますね。

水あかの汚れはアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を使用します。

酸性のナチュラル洗剤である「クエン酸」を使用します。

スポンジも研磨粒子つきのものを使用します。

スポンジはシャイネックスを使用します。

シャイネックスは#400を使って磨いて、次に#1000を使って磨きます。

さいごに研磨材で磨くとこでピカピカになります。

研磨材はカネヨンを使用します。

カビ汚れ

カビの原因菌は以下の3つの条件が揃うと成長し黒カビになってしまいます。

  • 20~30℃の温度
  • 80%以上の湿度
  • 栄養
    • 栄養は人の垢や食べかす、ほこりなどの汚れ
    • 浴室では皮脂や垢を含んだ石鹸かすが栄養になる

浴室の床にピンクのヌメリが発生することがよくありますが、これは黒カビではなく、酵母菌やメチルバクテリウムという細菌です。

このピンクのヌメリは皮脂などを栄養に繁殖するものになります。

また、このピンクのヌメリは黒カビの原因となりかねないのでこまめに除去することが大事です。

上記でも記載の通り、カビ汚れは中性の汚れで、洗剤で中和するのではなく、塩素系洗剤で除菌漂白をします。

洗剤としては、カビキラーと言う塩素系洗剤で対応できます。

最後に

僕にとっては掃除は基本大掃除のイメージが強かったです。

しかし、まとめて大掃除するより、ちょこちょこっと掃除した方が楽っぽいことをこの本を読んで知りました。

洋服についたシミと同じで、時間が経ってからよりすぐの方が落としやすいってことですね!!

これで掃除の心技体、技を身に着けることができました。

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