■読書の記録Note #16 「習慣の力」▶結局のところ継続が最強だと思った

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読書のOUTPUT記録、今回読んだ本は「習慣の力」です。

「継続は力なり」と言いますが、実際に継続できる人はとても少ないです。

それは成長の変化があまり感じられずに途中で投げ出してしまうからではないでしょうか。

今回は継続を途中で投げ出さず、続けていった先にある景色を見るためにも本書をまとめていきます。

今回この本を読んだ理由

今回、この本を読んだ理由は

習慣の正しいやり方を身に着けたい

習慣化するとどう変わるかを知りたい

からです。

今回は

💡なぜ習慣化が必要かという「Why」の視点

💡日常に潜む習慣化の危険性という「注意」の視点

💡どうやって習慣化を身に着けていくかという「How」の視点

でまとめていこうと思っています。

なぜ習慣化が必要なの?

では、まずなぜ習慣化が必要なのかを見ていきます。

まず一点目は生活の中の行動に大きく影響しているからです。

毎日の人の行動の40%以上が「その場の決定」でなく「習慣」によるものだそうです。

そして私たちはそれに気づいていません。

習慣を生み出した経験を覚えていないかもしれないですが、脳の中にそれが存在する限り、私たちの行動に影響を与えるとのことです。そして私たちはたいていそれに気づいていないのです。

つまり、気づいていないうちに習慣化されたもので40%の行動が決められています。

習慣を良い方に変えれば人生もよい方に傾くことは簡単に想像できますね。

さて、この習慣化、継続していくとどのようになっていくでしょうか。

本書によれば、最初は行う事が難しい事も次第に容易になっていき、十分に練習すれば、半分機械的にほぼ意識することなくできるようになるとのことです。

ですので、自分がどんな人間になりたいのかをハッキリすれば、人はそうなるべく練習を重ねて成長していきます。

気づかないうちに習慣ができていくということを書きましたが、これはとある危険性をはらんでいます。次はそれを見ていきましょう。

⚠️習慣化の危険性

習慣化するのはいいことだけではなく、悪いことにもあてはまります。

走るよりソファに座る、ドーナッツの箱のそばを通るとき、つまんでしまうというルーチンを作ってしまうとそれらのパターンが常にあ為の中に存在している状態になってしまうそうです。

これは軽い例ですが、ひどくなる例もあります。

例えばギャンブルです。

ギャンブルは勝った時の効用は強烈である一方で、負けた時の痛みはすぐに消えてしまいます。

そして、病的なギャンブラーにとってニアミスはほとんど価値に近く、価値と同じように反応してしまいます。一方で、ギャンブルの問題がない人はニアミスはちゃんと負けだと認識できます。

そして、スマホ依存もこれに当てはまると僕は考えます。

スマホ依存からの脱却についてはこちらの記事でまとめています。

どうやって習慣化を身に着けるの?

習慣化の必要性と、危険性について見てきました。

では、実際どうやって習慣化を身に着けていけばよいのでしょうか。

習慣までの仕組み

習慣が形成されるのは、脳が常に楽をしようとするからで、脳はできるだけ介入を避け、決まった手順を習慣にしてしまおうとします。

これはその方が労力を節約できるからです。

習慣は「きっかけ→ルーチン→報酬」によってできていきます。

これを繰り返すことで習慣が作られます。

例えば歯磨きの習慣に関しては「きっかけ」は「歯の曇り」、「ルーチン」は「歯磨き」、「報酬」は「綺麗な歯」になります。

ダイエットでは、「きっかけ」は「増加した体重」、「ルーチン」は「筋トレ」、「報酬」は「細マッチョボディ」といった具合です。

「きっかけ→ルーチン→報酬」のループはどんどん無意識になっていき「欲求」が生まれます。

この欲求は神経学的欲求です。

そしてこの欲求はたいてい徐々に生まれるため、その存在に気づきにくく、その影響にも気づかない場合が多いです。

きっかけがある種の報酬と結びつくと、無意識の欲求が脳内に生まれ、習慣のループが動き出すという流れになります。

習慣化できるようになるポイントは、特定の習慣を身につけたくなるような、ある種の「きっかけ」と「報酬」を見つけ出すことです。

そして「欲求」を生み出すことです。「欲求」があるから「きっかけ」と「報酬」が上手く働きます。

「欲求」こそが習慣のループの原動力になります。

「きっかけ」と「報酬」について

より具体的に「きっかけ」と「報酬」について見ていきましょう。

「きっかけ」についてはシンプルでわかりやすいものを見つけることがポイントで、

「報酬」については具体的な報酬を設定しておくことがポイントだそうです。

脳が報酬を期待するようになって初めて毎朝ジョギングシューズの靴ひもを無意識のうちに結ぶようになるので、きっかけとはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはなりません。

そして欲求をどうやって生み出せばいいか分かれば新しい習慣を根付かせることが楽しくなると本書には書かれています。

ですので、一回ある習慣を生み出すことに成功すれば、他の習慣も生み出せることになります。

「信じる事」について

「きっかけ」と「報酬」が分かればルーチンを変える事ができるが、習慣においてもう一つ大事な要素があります。

それは「信じる」ことです。

自分は変われると信じることが習慣のループを永遠の行動に変える要素です。

さいごに

今回は「習慣」について書いてみました。

僕は「習慣」こと最強だと信じています。

習慣で満ち溢れた日常にしていきたいと思います。

また、本書には変えたい「習慣」をどのように変えるかの具体的な手法なども書かれているので、是非読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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