■読書の記録Note #15 「スマホ脳」▶スマホ依存からの脱却を図る

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前回、読書のOUTPUTをする本についてOUTPUTしてみました。

それを踏まえて今回もOUTPUTしてみます。

今回選んだ本は「スマホ脳」。

僕自身もスマホ依存がひどい時期はありました。

今は酷い時に比べるとだいぶ良くなりましたが、今もその名残があります。

今回この本を読んだ理由

ということで、今回読んだ理由は

スマホ依存に危機感を覚えているから

スマホから離れて時間をもっと増やしたいから

時間の浪費を抑えたいから

です。(2番目と3番目はほぼ同じだけど)

スマホ依存を改善したいとぼんやり悩んでいてはそれこそ時間の無駄になるので、スマホ依存がどんなに危険かを知ることで改善につなげたいと思っています。

精神的な不調から身を守るもの3選

まずは身を守ってくれる武器を知っておきます。

精神的な不調は当然生活に大きな支障がでるのですが、本書に書いてあった意外な盲点としては「長期記憶の保存に悪影響がでる」という事です。

という事でしっかり精神的な不調への対策が必要です。

精神的な不調から身を守ってくれるものは以下の3つとのことです。

睡眠

運動

他者との関わり

スマホ依存のキーとなる脳内物質は「ドーパミン」

そもそも人間は新しい事を学ぶと脳がドーパミンを放出します。さらにはドーパミンのおかげで人間はもっと新しく学びたいと思うそうです。(→脳にとっては新しい情報を貰えるまでの過程こそが目当てになっています。不確かな未来への期待によってこの過程が出来上がります)

この新しい知識や情報への欲求に刺激を上手く与えているのがパソコンやスマホです。

パソコンやスマホのページをめくるごとに脳がドーパミンを放出して、依存していくという訳です。

そして「『いいね』が付いたかも?見てみよう」と思うのは「ポーカーをもう1ゲームだけ、次こそは勝てるはず」と同じメカニズムなのだそうです。

もうスマホ依存の人はギャンブル依存症に対して言える立場ではないですね。

ギャンブル依存症はお金をどんどん失っていくが、スマホ依存は特にSNSで時間を失うだけで他に失うものないんじゃない?と思うかもしれないですが、そんな甘い話ではないようです。

ただスマホでSNSで時間を失っているだけではないという事を次の章から記載していきます。

スマホの危険性

精神的な不調から身を守ってくれるものとして「睡眠」と「運動」と「他社との関わり」と記載したが、スマホは「睡眠」と「他者との関わり」を妨げます。

さらには「集中力」も妨げられ、「真実」も捻じ曲げられます。

⚠️【危険①】スマホは「睡眠」を妨げる

ブルーライトを浴びすぎると眠れなくなります。

なぜならメラトニンの分泌が減るからです。

体がまだ昼と勘違いするかららしいです。

就寝前の1時間前にスマホが目に入っただけでも眠れなくなる人がいるので夜遅くにスマホの画面を見るのは避けるべきとのことです。

睡眠はとても大事です。何故かと言うと短期記憶から長期記憶への移動が夜に行われ、とりわけ熟睡時に行われるからです。

徹夜の勉強が長期的に見て勉強にならないと警告されるのはこのためです。

⚠️【危険②】スマホは「他者との関わり」を妨げる

スマホを使っていると孤独と言う概念を履き違えます。

スマホ(SNS)を使っていると友達やチャットや着信の数が多いほど孤独ではないと思うようになります。しかし、孤独はこれらの数では測れず、体感するものです。

そして同時にSNSを使っていると皆がどれほど幸せかという情報を大量に浴びせられるので、その情報と比較して自分は孤独だと感じてしまう訳です。

「SNSは新しい繋がりを得るために使っているから他者との関わりは促進されているのでは?」という人がいるかもしれないですね。

しかし、実際のところSNSを使っているほとんどのユーザーはソーシャルメディアを社交のツールとして使っているのではなく、みんなが何をしているかをチェックしたり、自分自身のブランドを構築するためのプラットフォームとして使っているわけです。

スマホ(SNS)によって世界と繋がれているはずなのに、孤独になり、社交性は失われて言っているという現象が起きています。

⚠️【危険③】スマホは「集中力」を妨げる

これは痛いほど分かっているつもりです。

スマホを別室に置いてきた被験者は、サイレントモードにしたスマホをポケットに入れていた被験者よりも成績が良かったという実験結果もあるそうです。

気が散るということですね。そしてポケットにサイレントモードで入れていても気が散るのだからスマホが集中力を奪う力と言うのは強力ですね。

⚠️【危険④】スマホは「真実」を捻じ曲げる

正確には「SNSは真実も捻じ曲げる」です。いや、もっと正確に言うと「Facebookは真実を捻じ曲げる」です。

新聞やテレビのニュース編集局はどのニュースを報じるかを選択して、それが面白いかどうかだけでなく、勿論、真実かどうかも精査します。しかし、Facebookのタイムラインに流れてくるニュースはコンピュータのアルゴリズムが選んだものなので、そのニュースが真実かどうかということに責任を持つ人はいないです。その結果、そのフェイクニュースが拡散されれば真実を捻じ曲げる危険性を伴います。

対策(自分の場合)

さて、上記に記載したようにスマホは自分の生活の時間を奪っていき、さらには精神的にもダメージを被る結果になりかねません。

しかし、スマホ自体はとても便利なものなので、適度な距離感を保ちつつスマホを使っていきたいと考えています。

この本に記載されている対策の内、自分が特に必要だと思ったものをピックアップしてみました。

これからは以下の対策を使っていきたいと思います。

💡適度な運動をする

上記で「精神的な不調から身を守ってくれるもの」として挙げた3つのものの内の一つ、「運動」です。

散歩、ヨガ、ランニング、筋トレなど、、、あらゆる種類の運動が知能によい影響を与えるそうで、運動によっていちばん改善されたのは知能的な処理速度だそうです。頭の回転が速くなるということです。

💡毎日1~2時間スマホをオフにする

💡プッシュ通知もすべてオフにする

💡スマホの表示をモノクロに

色のない画面の方がドーパミンの放出量が少ないそうです。これでスクロールを続けたくなるかが変わってきます。

💡集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かずに、隣の部屋に置いておく

さいごに

今回はスマホの依存となる原因(ドーパミン)を知り、

スマホの危険性を知り、

その対策をまとめました。

そして、睡眠、運動、他者との関わりは大切にしていきたいです。

少しでも皆様の生活が良くなることを祈って、今回はここまでといたします。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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