以前、suumoの家賃偏差値を求めて、地図上にヒートマップを求めてみるという記事を書きました。
ただデータをつらつらと書いている非常に読みにくい記事です。
参考になればと思って書いた次第ですので、参考程度にはなると思うので、良ければ読んでみてください。
「関東」編はこちら
「北海道、東北、中部」編はこちら
「近畿、中国、四国、九州+沖縄」編はこちら
今回は東京の賃貸の家賃の詳細分析を行います。
東京の家賃は高いところは本当に高いので要チェックですね。💡
今回の物件のデータ数は全部で
この記事で分かること
- 区ごとの家賃の分布
- 市ごとの家賃の分布
- 郡の家賃の分布
- ユニットバスの有無で家賃が変わるかの分布
- 室内に洗濯機置き場があるかどうかで家賃が変わるのかの分布
- 部屋の向きによって家賃がどうかわるかの分布
上記の6つに対してボックスを求めました。
データ数は全部で16850件。
区のデータが8964件。
市のデータが7753件。
郡のデータが133件。
ボックスプロット
区ごとの家賃の分布 と 区にある最寄駅ごとの分布
東京にある23区の家賃を可視化しました。(クリックで拡大できます)
家賃の中央値が高いのは新宿区と渋谷区でした。
個人的には港区かなと思っていましたが、港区は凄い高い外れ値があります。
前回の関東で偏差値を求めた時は港区は94という偏差値をたたき出しました。ただこの時はワンルームでの家賃と言う条件のもとでの比較でした。
あと、葛飾区が安いですね。
市ごとの家賃の分布 と 市にある最寄駅ごとの分布
次は東京の市の家賃を可視化したものになります。(クリックで拡大できます)
武蔵野市が中央値10万円を超えていて高いです。
安いのは東村山市でした。
郡の家賃の分布 と 郡にある最寄駅ごとの分布
郡は一つしかないのでそれを載せておきます。
郡にある最寄駅ごとの分布は長いので記事の一番下に載せています。参考にしてみてください。
ユニットバスの有無で家賃が変わるかの分布
ユニットバスかどうかで家賃がどう変わるかを見てみます。
suumoの物件詳細にある「部屋の特徴・設備」の蘭に「バストイレ別」の記載があるかどうかで判別しています。
ユニットバスでも家賃が20万を超す物件があるのに驚きですが、これはもしかしたらsuumoの物件詳細にある「部屋の特徴・設備」の蘭に「バストイレ別」の記載が無いだけで実は風呂トイレ別の物件なのかもしれないです。
そうなると、検索条件に引っかからない物件もある可能性が出てきますね。
結果としてはやはりバストイレ別の方が家賃が高いです。
室内に洗濯機置き場があるかどうかで家賃が変わるのかの分布
次は室内洗濯機置場の有無で家賃が変わるかを見てみます。
suumoの物件詳細にある「部屋の特徴・設備」の蘭に「室内洗濯置」の記載があるかどうかで判別しています。
これもユニットバスと同様ですね。
室内洗濯機置場が無い方が家賃は低いですが、無い場合でも20万を超える場合があるということが結構驚きです。
これも同様に「部屋の特徴・設備」の蘭に「室内洗濯置」の記載が無いだけで実は室内洗濯置場がある物件の可能性はあります。
部屋の向きによって家賃がどうかわるかの分布
次は部屋の向きによって家賃がどう変わっていくかを分布で見てみます。
あんま変わらない。
心なしか北西の中央値これはある意味大事で、向きによって家賃は左右されないということは、より日のはいりがが少しだけ高いように見えますね。
向きによって家賃は左右されないということは、より陽の入りがよい物件を選んでおく方がお得ということになりますね。