今回はwouldについて理解を深めていく事にします。
この記事のゴール
wouldの使い方を習得する
wouldの使用法
wouldは状況や行動を想像したときに使います。
■例文:
It would be nice to buy a big house, but I can’t afford it.
上記の例文の場合、大きな家を買えたらいいだろうなあって想像しています。
ifと時に使い、ifの中は現在でも過去の形になる
そしてwouldはしばしばifと一緒に使う事があります。
if と相性いいからですね。「もし~なら…なのだろうなあ」って使い方ができるからです。
ただこの時注意が必要なのが、現在の事であってもifの中は過去形になるという事です。
一応、これはこの後、ifの事について書く際も再度触れます。
■例文:
I would buy a big house if I was rich.
もし金持ちなら家を買うだろうなあって言ってます。はい、現在の事です。過去の事ではないのですがwasを使っています。
このように、現在の事であってもifの中は過去の形で書きます。
willとwouldの関係
willとwouldの関係、それは現在形と過去形じゃないだと思いますよね。
まあそれは正しいです。
ただ、それ以外にも関係性があります。
それは「できること」と「できないこと」です。
「できること」がwill、「できないこと」がwouldです。
何言ってんだそれはcanとcan’tやろ、引っ込んでろって思いましたか。
ええ、ええ、これから説明します。
上記で記述したように wouldは「だろうなあ」という使い方になります。
つまり、できないことなのです。
上記の例文「It would be nice to buy a big house, but I can’t afford it.」は「家が買えたらいいなあ」と訳します。なので「家は買えない」ことになります。
一方「will」はこれからする事を表します。なのでこれからできる事が前提で話しています。
はい、一旦例文で比較して見ましょう。
■ will の例文:
I’ll have a big pancake.
■ would の例文:
I would have a big pancake if I was hangry.
will の例文の方は正にこれからパンケーキを食べようとしているところです。
would の例文の方はお腹が減っていたらパンケーキが食べられた。つまり、今は食べられない状態という事です。
<Somebody> wouldn’t <do> <something>
●●(<Somebody>)が■■すること(<do> <something>)を拒む時に使うフレーズです。
■例文:
I tried to advise her, but she wouldn’t listen to me.
上記の例文では彼女はアドバイスを聞くのを拒否しています。
過去の規則的なことに関して使う
過去に規則的にしていた事にもwouldが使えます。
このため「かつて~していた」という意味をとる「used to」と同じ意味合いになります。
例文で見てみましょう。
■例文:
When I was children, I would play baseball every weekend.
≒ When I was children, I used to play baseball every weekend.
まとめ
はい、今回はwouldの使用法についてまとめてみました。
willの過去形と言う以外にも使い道はありました。
「想像したときに使う言葉」がwouldです。
そして、「何かを拒む意味合いのこと」として、「過去に規則的に行っていたこと」にも使います。
大きく3つですね。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【参考】:English Grammar in Use