■読書まとめNote #9「ほんとうに頭の良くなる世界最高の子供英語」▶今から英語を勉強する大人にも希望あるというまとめ

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今回は「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!」を読みました。以下の本です👇

子供がいるわけでもないし、勿論、子供でもない僕がなぜ、この本を手に取ったかと言うと、今、英語に向き合っているからというのが答えになるかと思います。

僕は今、エンジニアとして働いていますが、将来子供たちに英語を教えるかもしれません。そして、今の自分が何故英語ができないのかを自分の過去と照らし合わせて答え合わせをしていければいいなと思い、読みました。

そして今回は本書の中から自分の中で大人がこれから英語勉強に希望を持てると思ったところを引用しつつ、僕の思いも少し入れながら記事にまとめていこうかと思っています。

この本は子供に英語を教えたい親や先生に向けて書かれていますが、そうではない視点でもこれから英語を勉強していこうと思っている大人の方々に少しでも響けば幸いだと思います。

そして今日、明日への英語勉強の継続につなげられたならとても嬉しく思います。

この記事のゴール

「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!」 から大人でも英語勉強につなげられるところをまとめる

今後の英語勉強の継続のためのモチベーションにつなげる。

この本を読むとこうなれる💡

・子供に適切な英語学習ができる

・受験勉強の英語の間違いが分かる

・子供に英語を教えたくなる

・子供と一緒に英語を勉強したくなる

この本の概要📕

この本の著者の斉藤さんはあのイェール大学の博士を修了した方です。超エリートです。。

イエール大学で論文を書きながら日本の教育がいけないと思って政治で変えようとし、衆議院になったというとてつもない行動力のある方。。そして小さな英語塾を起業し、子供たちに英語を教えるというなんともすごい経歴です。

そんな子供への英語教育に向き合ってきた著者が、今の日本の英語教育に向けて何が間違っているのかをとても分かりやすく書いてある本です。

これから本当の意味で英語が使える人材は世界の変化にもしっかりついていけるでしょう。

とても大事なことです。英語が話せるだけで終わるのか、英語が仕事で使えるようになるまでになるかは。

子供たちに大きな可能性を持たせたいならぜひとも読んでいただきたい一冊です。

本書の「今から英語を勉強する大人にも希望ある」ことについて

はい、今回この本を読んで個人的にまとめてみたかったところはここです。

「今から英語を勉強する大人にも希望ある」ところです。

🤔「子供の英語教育のために書かれた本でしょ?」

と思われるかもしれませんが、確かにこれからABCのアルファベットから学んでいく事になる子供たちへ向けてどんな勉強をするかを書かれています。

しかし、個人的には「これは大人になってからもまだ使えるノウハウだな」と思う箇所がいくつも見受けられました。

今回はそこをまとめて大人たちがまた英語を勉強してみようと思える、そんなきっかけ、また、モチベーションにつなげられればいいなと思います。

それでは早速行ってみましょう!

語学学習の基本の考え方

語学習得の基本の考え方は以下の3つです。

①「文字」ではなく、「音」から学ぶ

②「断片」ではなく、「かたまり」で学ぶ

③「英語を」でなく、「英語で」学ぶ

①の「文字」ではなく、「音」から学ぶは日本では「英語=勉強」のイメージが強くて「文字」から入ったり、鉛筆でガリガリ勉強しがちですが、音から学ぶべきとのことです。

そもそも 「文字」から入ったり、鉛筆でガリガリ勉強すると言った従来の英語教育では音のインプット量が足りません。

これは特に「文字」から入ったり、鉛筆でガリガリ勉強で英語学習をしてきてしまった大人にもこれから勉強する際に音のインプット増やすことで英語能力の向上が図れると思います。

②の「断片」ではなく、「かたまり」で学ぶは学校英語教育ではバラバラに切り分けた文法知識を与えてしまっているというところに問題があります。

確かに、母語も用いながらロジカルに理解を組み合わせると学習効率は高まります。

しかし、「文法知識を組み合わせてじっくりとパズルを説く能力」と「文脈に合わせて瞬時に応える能力」は等しいわけではありません。

なのでしっかりとしたかたまりの文をインプットすることが大事という事です。

これは多少分からない要素が含まれていても自分の意味を想像しながら一定量のインプットを継続することに意味があるということです。

これによって文法知識の定着や応用力の養成にはプラスに働き、かかる時間も少なくて済みます。

そして「かたまり」でインプットで最適なのは映像です。(💡僕は映画が最適な教材だと思うのですが、映像を引用できないものかと考えています。著作権に引っかからなければ、よい教材として動画を提供できそうなのですが。。)

ちなみに映像は以下の事を意識すると良いそうです。

①一定の「状況」を「目」で見ながら

②変化する「音」を「耳」で聴き

③同時に「発声」を「口」で行う

以下、この本の英語の「部位」と「かたまり」についての引用です。

学校英語は部位別にバラバラに切り分けて処理を加えた「お腹にやさしい加工食品」だけを与えている。この合成飼料で純粋培養された子たちは「大学受験」という牧場ではいくら優秀でも英語コミュニケーションの荒野に解き放たれると「生の英語」がまったく消化されない

「ほんとうに頭の良くなる世界最高の子供英語」

継続について

上記でも少し出てきた継続について、この本でも触れられていて、個人的には大切なポイントだと思いますので書きます。

子供の英語だけではなく、大人が英語を勉強する上でも英語は継続こそ命です。

SLAの学術研究では「外国語をマスターするためには学習の継続が不可欠だ」と分かっています。

そして継続をするためにはモチベーションを維持しなければなりません。

モチベーションを維持するには興味を持てるコンテンツを使えているかどうかになります。

③の 「英語を」でなく、「英語で」学ぶ はこの継続をする意識する事でもあり、「英語を」ではなく、「英語で」何かの知識を学べば学習効率が良くなります。

日本の教育では自分の興味を持てるコンテンツを使った勉強ではありません。無味乾燥な素材を使って、ひたすら基礎固めという修行をして、大して面白くもない応用編をします。

しかし、「学習用に調整された英語」ではなく、「本物の英語」を味わうのは年齢に関係なく必須です。

ネイティブが絶対に口にしない「加工済みの不自然な例文」ばかりをインプットしても英語力は高まらず、つまらないし、継続もできくて最悪です。

英語をスムーズに身に着けるには、英語を母語とする人たちが生み出した本物の英語教材で勉強するべきと言う事です。

これが「英語を」でなく、「英語で」学ぶ という事です。

また、「外国語習得については臨界期仮説(ある年齢までで英語は習得しないといけない)は当てはまらない」と実証した研究もあります。

まだまだ続けていいんですよ。大人になっても社会人になっても英語の勉強は継続していくべきなんです。

以下、学校英語教育を受けた大人が英語を話せなるようにならないことについてのこの本の引用です。

旧来の英語教育を受けた日本人が英語を話せるようにならないのは日本語用のOSを使いながら英語用のアプリを走らせようとしているから。つまりすでに脳内にある「私」「犬」「見る」といった情報に「I」「see」「dog」を対応させて記憶し、さらに英文を組み立てるときのルール(つまり分布)を知識として書き込んでいる

(💡これも「英語を」でなく、「英語で」学ぶという事をしなかったからですね。)

英語を使いこなせている人は頭の活動を英語脳に切り替えているそうです。

そしてひとたび英語脳を作ってさえしまえば、しばらく英語を話さなくても、学んだ成果がゼロに戻ってしまう事はまずないそうです

さらに、2種類の言語脳を作ることは、2つの脳を見渡す第三の脳の使用が始まりまるそうで、これまでに気づかなかった日本語のルールに気づいたり、文章や事象をよりロジカルに把握する力が身につくとのことです。

これによってインプットだけでなく書いたり話したりのアウトプットも良くなります。

(💡ここまで到達するためにも「英語で」勉強する必要がありますね!)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「ほんとうに頭の良くなる世界最高の子供英語」の「今から英語を勉強する大人にも希望ある」 と思う部分についてまとめてみました。

もう手遅れだと思ってしまうことであきらめるのが一番もったいないです。

英語は継続が命であり、且つ、なかなかすぐには結果が出ないので挫折する人も多いのではないかと思います。

しかし、今回の記事でまとめたような勉強法で学校教育のつまらない英語勉強を脱却し、モチベーションにつなげた継続力のある英語学習は今後いつか大きな花を咲かせると思います。

と僕も信じて英語学習を進めています。

今回の記事が皆様の英語勉強のモチベーションに繋がれば幸いです。

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

余談

今回この記事をまとめるにあたって紙に大事だと思うところを書きなぐり、頭をいったん整理して記事を書きました。

紙に書くと頭が整理できていいですね。


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