■読書の記録Note #20 「移動力」▶変化の激しい今だからこそ必要だと思えた力

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環境の変化が多い時代。

今の環境が正しいと勘違いしている可能性も感じ、本書を手に取った。

移動できる、その時、その時の環境の変化にも適応できる自分になりたいと思って。

今回はそんな思いで読んだ「移動力」という本についてのまとめを記載していこうと思う。

移動力

そもそも本書で述べられている移動力とは以下のように定義されている力のこと。

移動力 = 環境を切り替える力

この「環境」がキーワード。

なぜなら自分たちの行動は環境で決められるから。

人生を変えるには環境を変える所から。

環境について👨‍👩‍👧‍👧

環境はとても影響力がある。

きづいたら環境にコントロールされている。

本書では一つの環境で成功することについて以下のような危険性があると記載されていた。

偶然自分のキャラクターの設定が上手くいき、ある世界で成功を収めると、その後失敗しやすい。

「成功者としての発言、行動を期待される」→「その期待に応えるためにポジショントークをしてしまう」→「次第にそれが行き過ぎて『人が変わった』と言われ自滅する」といった流れ。

だからキャラクターも移動させることが大事なんだとか。

なんか僕の中で心当たりがある人が複数人浮かんだ。

その人たちの一部は自分への驕りもあってのことなんだろうけど、他人からの期待ってのも理由としてある気がする。

期待されるとまじめな人ほど期待に応えないとと思ってしまうからね。

移動力を上げるにはインプット

移動力を上げるためにはインプットが必要らしい。

インプットは本、音楽、映画、資料などが含まれている。

インプットが必要な理由は以下。

💡今まで知らなかったことを知り、地図を手に入れることができ、さらには自分がどこにいるかということを認識することができるから。

💡脳の中身をそうとっかえでき、見える世界を変える事ができるから。(物理的に同じ場所にいても見える世界を変えることで違う場所に立っていることに等しい事が起こる)

個人的には読書のインプットはとても効率がいいとめちゃくちゃ実感している。

過去にしがみつかず、未来に不安を抱かず、今を生きる

本書を読んでいて印象深いことの1つは同窓会についてのこと。

本書では「同窓会に出ているヤツはパッとしない!」と書かれている。

理由は「過去に生きてしまっているから」。

なんなら卒業アルバムも捨てていいとも、SNSで昔の友人と繋がるのもやめた方がよいとも書かれている。

実は僕は高校が嫌いで高校の卒アルは捨てている。

僕の好きな本に「夢をかなえるゾウ2」という本がある。

この本で書かれているこの言葉を思い出した。

「だいたい何ですか、この悪趣味な会は!同窓会という名を借りた『自分がどれだけ勝ち組なのか確認しにきた会』じゃないですか!しかも、こんな高級な場所をわざわざ貸し切りにするだなんて!昔の友達同士で会うのなら、空き地で十分です!」

「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」

今を生きるためにはまずはコツコツとやることを覚えないといけない。

本書にはこう書かれていた。

「感情は熱しやすく、冷めやすい。今日好きだったことが1年後好きとは限らない。だから感情を動機にしてしまうとあっちいったりこっちいったりする人生になり、他人に翻弄されまくることになる。」

輝いている人を見ると自分もああなりたいと思ってワクワクで動いてしまうのはとても分かる。

だけどその人も下積み時代があり、その時代にコツコツと積み上げていった先に輝いている。

だから他人ではなく自分自身と向き合って、日々少しずつでも前進することが大事なんだと思う。


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