「『解像度が高い人』がすべてを手に入れる」を読んで解像度を上げる 読書記録 #57

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はじめに

「解像度が高くなりたい」。

そんな漠然とした思いを抱きながらこの本を読み始めました。

なんせ、「全てを手に入れられる」とタイトルにあるので。

僕も全てを手に入れたい訳です。

解像度の高い人とは

解像度が高い人って言うのはどんな人かと言うと、それは仕事ができる人です。

いや、解像度が高くなると仕事ができる人になります。

解像度が高い人がなぜすべてを手にいられるかと言うと、多くの人が見えない部分が見えるからです。

その秘訣は具体と抽象にあります。

解像度が高い人はピンボケしない具体的な視点を持ち、広い範囲を見渡す抽象的な視点を持ちます。

そして、解像度の高い人は物事をわかりやすく説明できます。

なぜ解像度が高い人が物事をわかりやすく伝えられるかと言うと、それは、具体と抽象を自由に行き来できるからです。

具体と抽象を自由に行き来できると相手が理解しやすい度合いで話すことができるので、分かりやすくなります。

また、「具体化」と「抽象化」に関してはどちらも重要なので、どちらかをなおざりにすることはできません。

解像度が高い人はこの「具体化」と「抽象化」の両方を身に着けたうえで、その度合いを調整できる人のことなんですね!

上記でも書きましたが、解像度が高い人は仕事ができる人になれます。

なぜなれるのでしょうか。

それは上記で記載したように、具体と抽象の度合いを調整して、人に解りやすく説明できるからだけではありません。

そもそも仕事ができる人ってどんな人でしょうか。

それは問題解決能力が高い人です。

なぜなら仕事の本質は問題解決だからです。

顧客の抱える問題に対して解決策を提示できるかがポイントになってきます。

よって仕事のできる人は以下の条件があてはまります。

  • 他の多くの人が発見できない問題をより多く見つけられる人
  • 他の多くの人には気づけない解決策をより多く見つけられる人
  • 他の多くの人が見つけられない問題と解決策を他の人が分かるように伝えられる人

では、この3つの条件を満たすためにはどんな力を身に付ければよいのでしょうか?

発見できない問題をより多く見つけるには具体化思考力が必要です。

気づけない解決策をより多く見つけるには抽象的思考力が必要です。

みつけられない問題と解決策を他の人が分かるように伝えるには具体と抽象を行き来する思考力が必要です。(これは上記でも述べました)

どのようにして力を手に入れるのか

具体化思考力を手に入れる

具体化思考力を鍛えるためには、物事が細かく見えている状態にしなければなりません。

より具体的にするには細部を見る必要がありますね。

例:「日本」(抽象)→「東日本」→「関東甲信越」→「東京都」→「千代田区」(具体)

具体化できているというのは「似たもの同士の違いに気づける」ことです。

抽象化思考力を手に入れる

より抽象的にするには具体化の逆をする必要があります。

例えば以下の様なイメージです。

例:「千代田区」(具体)→「東京都」→「関東甲信越」→「東日本」→「日本」(抽象)

抽象化できるのというのは「違うもの同士の共通点を見つけられる」ことです。

「鋭い洞察」は「成功例の共通点」から導き出されるものだからです。

ポイントとなるのは、表面上の見えやすい部分ではなく、全ての成功例に共通している見えずらい部分を見つけることです。

具体と抽象を行き来する思考力

具体と抽象を行き来するときに一つ重要な点があります。

それは「具体に合わせる」ことです。

なぜなら、世の中の人はたいてい「具体」の世界に生きているからです。

最後に

解像度が高い人になるためには具体と抽象がキーになってきました。

今回紹介した本にはその具体的な思考力と抽象的な思考力を鍛えるための問題も用意されています。

日常でも物事を比較しながら、具体と抽象を考えていきたいと思いました。

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