「残酷すぎる成功法則」を読んで残酷な法則は知ってよかった(知っておくべきだった)と思った話 読書記録 #49

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呪太郎
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どうもこんにちは、シャーマン呪太郎(しゃーまんじゅたろう)です。

呪太郎
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皆さんは、理想や綺麗ごとで生きていませんか?

呪太郎
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「努力は報われるはずだ」と思っていませんか?

呪太郎
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私は思っています。いや、思いたいです。結局、願望です。

呪太郎
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今回は現実を見ようと思ってこの本を手に取りました。

「残酷すぎる成功法則」

知ってよかった残酷な法則がいくつもあった。

その中から幾つかを紹介したいと思う。

知ってよかった残酷な法則

知ってよかった残酷な法則①:「親や学校にいわれた通りにしたエリートは金持ちになれない」

「高校の首席は億万長者になれない」と聞いたら驚くだろうか。

優等生はシステムの変革を起こすというより、そのシステムに上手く収まることができるからだ。

では、どうすれば成功できるのだろうか。

自分の強みを心得ていて、それに合うものを選んでいる人が成功できるとこの本には記されている。

じゃあ自分の強みとはどうしたら得られるのだろうか。

それは、仕事を始めるときに自分が期待する成果を書き留めて置き、後日実際の成果と比べる。

これを繰り返すうちに、自分が得意な事、不得意な事がわかるようになるという。

ここで、不得意な事にもしっかりと注意を向けると良いと思う。

なぜなら、偉大なリーダーはユニークな資質を持っていることが多く、そのユニークな資質とは、日ごろはネガティブな性質や、欠点だと思われている事でも、ある特殊な条件で強みになるものだからだ。

こう書かれると、結構人生は悲観的にならずに良いと思う訳であり、勉強がとにかく大事だということでは全くないということだ。

かく言う僕もかつては大人や学校に言われたとおりにしてただ勉強していた時期もあった。

それが、成功のためになると思っていたからだ。

よくお前の為を思ってという親や大人がいる。

だが、深く見ると、結局のところ自分の子供を自分の自慢の道具にしようとしか思えない輩もいる。

勉強は確かに大事だ。

だけど、勉強は自分のために注意してくれる人とそうでない人を見分けるためにしておく必要があるということなんだろう。

知ってよかった残酷な法則②:「いい人が成功するわけではない」

正々堂々と勝負しても成功できないらしい。

人に成功をもたらす要素は何かという質問をすると1位は「努力」らしいが、研究によるとそれは大外れになる。

仕事を順調にしている人、仕事を失った人を調査した結果では上司を機嫌よくさせておけば、実際の仕事ぶりはあまり関係なく、上司の機嫌を損ねるとどんなに業績をあげていても事態は好転しないという。

一方で、長期的にみると利己的な考え方が組織において上手くいく事はない。

さまざまな関係で周囲の人に最も望む特性は「信頼」だからだ。

努力をしながらも、成功を成し遂げるには、周囲と信頼しあって、協力関係を築くことが必要となる。

ただし、犯罪者が悪事で成功することにも言えてしまう。

知ってよかった残酷な法則③:「諦めずに続けることが勝てるわけではない」

「諦めなければ成功できる」というのは僕の嫌いな言葉だ。

無責任にもほどがある。

僕の多くの失敗の中には早く諦めればよかったと思うこともある。

では、「諦めずに続けることは結果的に勝てることが多いのか?」

その疑問をここでは考える。

何かに懸命に打ち込み、決してあきらめず、最後までやり通す力は「グリッド」と呼ばれる。

グリッドを持てば成功できるのか。

答えはNoだ。

つまり、「ときには、見切りをつけることこそ最善の選択」だ。

そんなのそうだろうと思うかもしれない。僕も思った。

僕が一番知りたかったのは諦めるタイミングとはどこなのかということだ。

その問いに対するこの本の一つの答えはこうだ。もし、自分がやり遂げる目標が分からなければ、答えを見つけるためにたくさんのことを試すこと。

そして何か興味の焦点が見つかったら、学び続け、成長し続けるために自分の時間の5~10%を小さな試みのために使ってみる。

ちょっと試しにやってみる。

そして毎日やっていながら何も価値を生み出さないものは諦める。

チャレンジしてみて何も価値を生み出さないと感じれば捨てればよいのだ。

見切りをつける基準は価値を生み出さないと自分が判断した時だ。

その天秤の基準は自分の基準に過ぎない。

周りが決めることではないのだろう。

ここで困難で知っておくべきと思うことが2つある。

1つ目は「楽観的傾向で上位10%に入った営業マンは、悲観的傾向で10%だった人より売り上げが88%も多かった」という実験結果があること。

楽観主義者の世の中の見方は以下の3つだ。

  • 悪い事は一時的なものである(たまには起こるが、大したことではない)
  • 悪い事には特異な原因があり、普遍的なものではない
  • 悪い事は自分の落ち度はない(今回はたまたま上手くいかなかった)

楽観的な説明スタイルにかえるだけで、グリッドが増すらしい。

上手くいかなかった時に次へとつなげる立ち直りが早いからどんどんと続けていけるのだろう。

そして、2つ目は「人はいつでも楽であることを求めているが、実は本当の幸せをもたらすのは刺激」だということ。

人は困難にぶつかったとき、その困難に立ち向かい続けていくか、諦めるかの選択に迫られる。

そのときには楽観的に刺激を楽しむということをしながら立ち向かっていくのがいいと思う。

そして、何も価値を生み出さなければ諦めればいい。

まとめ

今回は、「残酷すぎる成功法則」の中から知ってよかった残酷な成功法則を書いてみた。

頑張ることが報われるとは限らないように、その結果は時に残酷な顔を見せることもあるかもしれない。

また、あまり頑張っていないと思っていた人がうまくいったり、性格が悪い奴がうまくいったりすることもあるかもしれない。

でも、実際は陰で頑張っていたり、性格の悪い奴が成功するのはほんの一瞬に過ぎないことが多かったりもする。

この本によると「生まれつき幸運な人」はデータ的にはいないらしい。

どんな境遇に生まれても、運はその人の単なる選択によるものなのだ。

人は生きていれば辛い事の方が多いかもしれないが、ただそこで学ぶことも多い。

そこで学んだことを次につなげていけれる人が成功していけるのだろうと僕は思う。


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