今回は俗に言う付加疑問文にスポットを当てたいと思います。
Question tagsというものです。
まあ付加疑問文なんて名前は正直どうでもいいので、こういう使い方をするとこういう意味になるのだなあと言うところをしっかり押さえていきたいと思います。
ポイントはyesとnoの使い方に注意と言ったところです。
あと、発音のアクセントで意味が変わってくるので注意がひつようなところですかね。
まあだらだら書いても仕方ないので早速見ていきましょう。
この記事のゴール
Question tagsの使い方を理解する
Question tagsの形
形に特徴があるQuestion tags。その形から見ていきましょうか。
形としてはpositiveな記述に対しては文の最後にnegative tag(negativeなQuestion tag)が付き、
negativeな記述に対しては文の最後にpositive tag(positiveなQuestion tag)が付くといったものです。
ちょっとこれ👆だけでは意味が不明かと思うので、例文で見てみると以下のような形です。
■ 例文:
It is a nice dress, isn’t it ?
isというpositiveな記述に対して、isn’t といったisのnegativeな形をとります。
発音のアクセントで変わるQuestion tagsの意味
厄介なことにQuestion tagsは発音の仕方で意味が変わってきます。
これは文章で書いても分かりにくいので動画で発音を見た方がいいと思います。
こちらのyoutube動画です。動画の解説は英語です。
2:40秒当たりから解説があるのですが、動画を見て発音の違いを確認してもらえればと思います。
最後の2文字の発音が下がるか上がるかで意味が変わってきます。
■ 最後が下がる場合:
You like fish, don’t you?⤵
■ 最後が上がる場合:
You like fish, don’t you?⤴
2つの文は全く同じですが、
最後が下がる場合では、「確認」の意味が含まれています。
つまり、私はあなたが魚が好きなのは知っているけど、そうだよね?って感じです。
最後が上がる場合はというと、「あなたが魚が好きであるか」が確かではない場合です。
なので、確かに魚が好きだよね?って確かめるために聞く質問になります。
negativeな意味になる単語について
ちなみに以下の単語を使うとnegativeな意味になります。
- no
- neither
- nobody
- none
- nothing
- seldom
- barely
- hardly
つまり、
nobody go away, did they?
となるという事です。後ろがpositiveなtagになっているのが分かると思います。
イレギュラーなQusetion tag
上記の一番目の例文でも書いたように「It is」が来たら「isn’t it」とセットになっているので、
基本は「You are」なら「aren’t you」というQuestion tagになるような挙動をするのですが、
イレギュラーな動きをとる場合があります。それをここでは紹介していきます。
イレギュラーな動きをとる場合は以下の場合です。
- Let’sのQuestion tagはshall we
- Don’tのQuestion tagはwill you
- I’mのQusetion tagはaren’t I
Let’sのQuestion tagであるshall weを発音するときは発音が上がります。
Let’s go shopping, shall we?⤴
といった感じです。
一方Don’tのQuestion tagであるwill youは発音が下がります。
Don’t be so noisy, will you?⤵
といった具合です。
Negativeな文の答え方に注意
Negativeな文の答え方には注意が必要です。
以下の例文を見てみましょう。
You’re not eating breakfast, were you?
と言った場合、
「Yes」の場合は「いいえ」の意味になります。つまり、「Yes」は「Yes, I was eating breakfast.」という文ですが意味的には「いいえ、朝ご飯を食べていました」ってなります。
「No」の場合も同様です。「No, I was not eating breakfast 」の意味になります。
英語はその質問の事柄に対する同意ではYesを使い、同意でない場合はNoを使うためこんな事がおこるんですね。(けして質問に対する同意ではないことがポイントです。)
紛らわしいですが、慣れるしかないですね。。
まとめ
はい、今回はQuestion tagについてまとめました。
結構特徴ありましたね。
まずは形と発音をおさえておいて、イレギュラーな形とNegativeな質問に気を付ければOKです。
今回はここまでといたします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
【参考】:English Grammar in Use
English Grammar in Use Book with Answers: A Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English